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とある若手マーケターのブログ

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ティール組織の書評「組織と個の幸せを両立する」

『ティール組織』って本を読んでいます。

とても良かったです。

著者の真摯さにも惹かれました。

 

そこで、書評を書くことにしました。

※まだ読み終わっていないのですが、500ページ以上あるので、ちまちま書くことにしました。なので、まだ完成していないです。いち早く記事にたどり着いて下さった方には申し訳ないですが、少しだけお待ち下さい。

※※興奮しすぎて、上手く伝えられていない気がするので何度も推敲しようと思います。「ここって、こうじゃない?」みたいな声があればぜひお伝え下さい。

 

では、『ティール組織』の書評を書いていきます。

そもそもティール組織とは?

そもそも論ですね。

「ティール組織とは?」

この問いにシンプルに回答するのは難しいと考えています。

何故なら、少しの言葉でフレデリック・ラルー(ティール組織の著者)の意図をきちんと伝えることができないように感じるからです。

しかし、語弊を恐れずにあえて言います。

ティール組織とは、全員がCEOのような組織のことです。

例えば、500人の組織なら、500人が自ら意思決定を下すことによって成り立っている組織です。

もう少し正確な説明をします。

ティール組織とは、ティール・パラダイムの価値観に基いた判断が組織運営の多くの場面で成り立っている組織のことを指します。※ティール・パラダイムは、マズローの欲求5段階説の第6段階目の欲求だとか、ケン・ウィルバーのインテグラル理論の最上位に位置するものです。つまり、人間の最上位の在り方とも言える価値観です。(この部分、全然ちゃんと説明できていないですね。。。めちゃくちゃ大事ですし、めちゃくちゃ沢山の方に理解してもらいたい部分なのですが…。)

ここで大事なのは、ティール組織と言えども、常にティール・パラダイムの価値観で意思決定がくだされているわけではないという点です。

つまり、ある瞬間においては、オレンジだとかグリーンだとかのパラダイムで意思決定がなされつつも、重心がティール・パラダイムの価値観に従ってなされているということですね。

なので、利益もある程度は求めますし、平等さも大事にします。

いわば、息を吸うことと息を吐くことを同時に行うような、或いは、アクセルとブレーキを同時に踏むような組織であるというわけです。

しかしそれでいて、きちんと機能する組織がティール組織です。

「ティール組織なんて理想論だろ?」

もしかしたらこのように感じるかもしれません。

確かに、組織の構成員ひとりひとりに主体性があり、意思決定を下せる組織なんて、理想論のように聞こえます。

しかし、フレデリック・ラルーは骨太な調査により、ティール組織が数多く存在していることを明らかにしています。

ラルーは動画の中で3年間の調査を費やしたことを語っています。(有り難いことに、日本語訳の字幕もついています。)

そして、そうした信頼性の高いラルーの情報によって明らかになっているのは、

  • ティール組織は多数ある
  • ティール組織は他業種ある
  • ティール組織だからといって短命な企業とは限らない

ということです。

ティール組織の書評・感想

本論とは直接的に関係があるわけではないのですが、人間には脳が3つがあるという話はビックリしました。

あなたは知っていましたか?

知らない方は動画の10分〜11分くらいでも触れられていたと思うので、上の動画を見てみて下さい。

脳は3つあって、3つ目の脳は腸にあるそうです。

腸内環境は免疫系の状態に関わるという説があります。

あれが、脳が腸の中にあるという事実とどこかしらで関係していそうだなあと何となく思い出しました。

それはさておき。

ティール組織ですね。

ティール・パラダイムは、理解できない人は多分理解できない概念です。

そう、これが辛いんですよね。。。

ラルーは、ティール・パラダイムの価値観に基いて生きている人について以下のように述べています。

自分の本質に迫り、自分の指名に向かって努力するというのが彼らの原動力で、同じ見方をできない他の人々にとってみると、ティールパラダイムで行動する人は、自分の個人的な成長を邪魔する人々を許せず、人生の目的と合わない状況を受け入れたくない人のように映るかもしれません

そうなんですよね。

高次のパラダイムの移行には痛みが伴うんですよね。

孤独に感じるような瞬間があるんですよね。

親や友人に理解してもらうのが難しかったりするんですよね。

 

いや、これは逆なのかな。

辛い現実を乗り越えようとするプロセスで「進化」が起こるのかな?

この辺はまた本を読み返しつつ、自分でも思考を重ねつつってところかな。。。

 

就活の時にオーウェルの1984とかハックスレーのすばらしい新世界とかのディープな話をした人と仲良くなってご飯を食べ行くほど距離が縮まったのは、今振り返って考えると、「あ、この人にはティールパラダイムっぽさの一面があるな(あくまでも一面でOK)」というのを、ディープさから感じたからなのかもしれないな。

個の時代だからこそ、他の個だったり組織で目指す目標を共有する楽しさってありますもんね。

 

ちなみに、筑波大の落合陽一さんとかメタップスの佐藤さんも、高次で類似性のある概念を言語化していました。

また、DMMの亀山さんも言語化していないものの、佐藤さんとの対談の際に、ティールパラダイムを理解していることを示唆するような発言をしていました。

佐藤さんのお金2.0の感想・書評について記した記事でその対談動画を引用しています。

→お金2.0の感想と書評

分散型の個々がCEO的に働く組織は、来るAIパラダイムの時代には増えていきそうだと感じています。

多様性が認められ、でも、だからといってグリーン組織のように全てを平等に扱うわけではなく、倫理や道徳といったある程度の規範に基づいた重み付けがなされながら機能する階層型組織…。

とても面白いです。

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